2024年1月12日、串本ライオンズクラブcn(チャーターナイト)60周年記念行事 として串本町の小学校9校、中学校4校から集まった500名以上の生徒たちに向けて、高校生の手作りステージを披露しました。
りら創造芸術高校として初めてとなる紀南での本格的な舞台の機会になりました。
今回の企画は、ライオンズクラブの方々が「りらの生徒たちの舞台を串本のこどもたちに届けてほしい」と声をかけてくださり、串本町の教育委員会を始めとした学校関係者の方々の全面的なご協力で実現しました。
生徒代表は、『舞台・芸術の可能性を体感してもらい、舞台をとおして自主的・主体的に学び、自分たちを変えることのできる環境が同じ県内にもある』ということを伝える。
というテーマをつくり、今回のために練習を重ねてきました。
りらの生徒たちは、前日に会場入りし、大道具の設置、照明の調整、音響の設置など、プロフェッショナルな特別講師の指導のもと、まさしく1から全校生徒が協力して舞台を作りました。
その日は、串本青少年の家に宿泊させていただき、水平線に広がる360度の星の輝きを天体観測するなど、全校生徒で修学旅行のような一夜を過ごしました。
本番のステージでは和太鼓、殺陣、タップダンス、ボーカル、ダンス、そしてオリジナルミュージカル「空海」の6つの演目を披露しました。
串本町の生徒さんたちは、とても真剣に観劇してくださり、合間で行ったワークショップでは全員が一生懸命に参加してくださる姿が印象的でした。
今回は、りらの生徒にとっても大きな学びになる舞台になりました。串本ライオンズクラブの皆様や教育委員会の皆様、学校関係者皆様に心からの感謝を伝えたいです。
これからも、地域との絆を大切にし、生徒たちがもっと輝けるよう、共に歩んでいければ嬉しいです。