りら創造芸術高等学校演劇部「なのか配信中!」 2020年10月29日、和歌山県高校演劇大会の参加作品。
本作品は4位優秀賞でした。
【見どころとか伏線とか】
・11人の役者が一時間舞台から降りないという挑戦。 ・役者同士が近づいて話さないソーシャルディスタンス芝居への挑戦。 ・イス14脚のみの舞台セットでの挑戦。 ・大ホールなのにマイクなしで後ろ向き長台詞への挑戦。 ・バスケットボールは何と当日追加するという挑戦(笑)。 ・現実世界と仮想世界のキャラで衣装が違う。 ・周りを囲うアンサンブルたちにも実は設定がある。 ・セリフからは割愛された様々な設定と伏線。 ・SE付の台詞で動画らしさ。 ・古典演劇等でよく使われる演出を盛りだくさんに入れる。 等々、様々な演劇的工夫も見どころ。 お話の伏線としては、 ・実は「あや」は現実服しかなく、「なのか」と「あきこ」は仮想世界服しかない。実は全て「あや」の一人世界。 ・アンサンブルたちは実は役者たちで、フライアウェイの脚本をメタ的に演じてる演劇部。「あや」の残した脚本に取り組んでいる。 ・あやの父親は、こはるおばあちゃんの尊厳死の一件でキョウコともめてお別れしている。 ・登場人物たちのうち、「あや」の家族や友達でない人々は、ニュースでに賑わった人がモチーフ。 ・コール&レスポンスは、単なる演出技法ではなくこのお話全体のアンサーが込められている。 ・「あや」と「なのか」の会話に出てくるイマジナリーフレンドは「なのか」の側。 とか、色々とあったりするので、そういったところにも注目してみて貰えたら、より面白いかもしれません。 (構成劇なのでお話がわかりにくい・・・) よければ高評価、チャンネル登録、よろしくお願い致します!