2020年9月13日、和歌山県ビッグホエールで開催された和歌山総合文化祭郷土芸能部門プレ大会にて、りら高校和太鼓部が初出場し1位になりました!
来年2021年は初めて国民文化祭と全国高等学校総合文化祭が和歌山県にやってきます。
和歌山県で唯一の舞台・芸術系高校であるりらは、両イベントに参加させて頂くため大忙しです。
和太鼓は総文祭の郷土芸能部門で発表します。
生徒たちが悲願としていた和太鼓部加盟が今年実現し、今回のプレ大会が初めての参加です。
プレ大会はコロナの影響で開催を危ぶまれましたが、幸いにも県下最大の施設ビッグホエールを会場とすることから、十分にソーシャルディスタンスなどの対応を取ることができることが判り、他の部門の大会が中止する中、無事開催することができました。
大会や行事など、毎年行っていた舞台活動が激減する中で、各校の生徒たちにとっても貴重な発表の場となりました。
本大会でりらは『刃』(やいば)と『つむぐ』という二曲を発表しました。
刃 はその名の通り鋭い演奏が特徴の楽曲で、特別講師の嶋本先生に作曲いただきました。
つむぐ はストンプのような身体を使ったリズムから入る楽曲で、和太鼓としては一風変わった演出です。日ごろから様々な舞台でパフォーマンスをする生徒たちが輝くことができるようにと嶋本先生が作曲してくださった楽曲です。
コロナの影響で学校開始も遅れ、夏休みも短くなり熱中症対策など様々な制約がある中で、各校の生徒たちは工夫して練習時間を捻出し本番を迎えました。
郷土芸能部門は加盟各校の活動発表と意欲の向上を大切にしており、順位だけが全てではありませんが、今回はプロの先生方が審査員に入っていただき審査して下さいました。
初出場のチャレンジャーながらりら創造芸術高等学校和太鼓部は1位を獲得させていただきました!
またコロナの影響を克服しながら頑張ったと言うことで今年新たにできた教育長賞も授与していただきました。
本大会の開催までには何度も加盟校の生徒で集まり運営会議を重ねました。りら生も初参加ながら、学内でのミーティングや舞台企画の進行等で培ったコミニケーション能力を発揮し各高校の方々と共同して会議に参加しました。
それぞれの学校の演奏も素晴らしく、日本人の心に響くリズムを各校の雰囲気でいきいきと発表する素晴らしい大会となりました。
2021年の全国高等学校総合文化祭和歌山大会には全国から60校以上の選りすぐられた高校が参加し、3日間に渡り熱い舞台が繰り広げられる予定になっています!